Early Walker's Wine Diary

なかなかワインにチャレンジできない若い方へ。肩肘張らず楽しいワインライフを。

重くて渋い?赤ワイン3本

こんにちは。
掃除機よりも軽くて心地よい
クイックルワイパーが好き。
Early Walkerです。
 
今回は重くて渋い?赤ワインを
ご紹介しようと思います。
 
と言いましても、
私自身あまり
「重くて渋い」
ワインを飲んだことが
ありません。
 
どういうことかと言いますと
「重い」と「渋い」は
比例するようでしないもの
だと思っています。
※その理由は後述します。
 
なので、
なるべく私が飲んだ中で
その要件を満たせそうな品種とワインを
それぞれ紹介していきたいと思います。
 
それでは早速内容を見ていきましょう。

ご存知「カベルネ・ソーヴィニヨン

誰もが一度は目にしたもしくは耳にしたことがある
品種なのではないでしょうか?
熟成とともに上品な味わいになっていくことから、
「貴婦人」と例えられることもある品種で、
フランス(ボルドー地区)を中心に
世界中で造られているブドウです。

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「ネイピア@南アフリカ
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、
過去植民地時代にフランスからの
移住者によって、
昔からワイン造りが行われてきた
歴史ある地域なんですね。
がっしりとした味わいと
自然の中にいるようなニュアンスのある
とても美味しい1本です。
[価格:¥4,000〜¥4,500くらい]
 
※おまけ

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「アルバ デ ドムス@チリ」
舌の奥にグッと重みと渋みが感じられます。
今売っているお店が見当たらず…
ですがチリワインの品質の高さが
よくわかるのでおまけとして。
[価格:¥3,000〜¥4,000くらい]
 
 

ポルトガルに多い「トゥーリガ・ナショナル」

日本人にとっては割と覚えやすそうな名称ですね。
ポルトガルが主要産地の品種で
しっかりとしたタンニンが
感じられるワインが多いです。
 

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「アレピアード@ポルトガル
ポルトガルワイン。
タンニンとハーブのようなニュアンスもあって
複雑性のある味わい深い一本。
[価格:¥5,000くらい]
 

パワフルな果実味「シラー/シラーズ」

スパイシーで力強い味わいが特徴の
シラー(Syrah)。
オーストラリアでも多く造られていて、
「シラーズ(Shiraz)」
と呼ばれています。
「トルブレック オールドヴァイン@オーストラリア」
オーストラリアのシラーズ。
しっかりとした果実味と酸味、
重くて渋いというよりは
バランスが良いと言った方が
適当かもしれません。笑
[価格:¥2,500〜3,000くらい]
 
 
冒頭に述べた
「重い」と「渋い」は比例しない
ということについて、
また別の機会に考えてみたいと思いますが、
つまりこういうことだと思っています。
 
「重い」=アルコール度数が高い
 → 長期発酵が進んでいる状態
「渋い」=タンニンが多い?
 → タンニンは熟成されるとまろやかになる
とすると、
重くて渋いというワインは、
長期熟成途中で
まろやかになっていない状態の
極めて判断が難しい状態のもの。
つまりとても高価である。
ということになります。
 
重くて渋い。
奥深い。
 
今回はここまで。
 
P.S. 〆ビール、たまらない。
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